日記過去ログ 2018年9月
18/09/07





配信予告
読書居酒屋配信の3回目を9/9にやります!

タイトルクリックでアマゾンへ。以下トピックです。

▼『カクレキリシタン』
隠れキリシタン・カクレキリシタン・潜伏キリシタンとは?
もう禁止されてないのに何故まだカクレキリシタン?
カクレキリシタンの現状、何故衰退したか
海外のカクレキリシタンへの関心

▼『思考の整理学』
見つめるナベは煮えない
思考の整理 情報のメタ化
思考の整理 忘却
ことわざの重要性

▼『モチーフで読む美術史』
手紙 - フェルメール「恋文」
天秤 - フェルメール「天秤を持つ女」
鷲 - 絵金「花衣いろは縁起」
虎 - カラッチ「バッカスとアリアドネの凱旋」
矢 - グイド・レーニ「聖セバスティアヌス」

▼『ねじ曲げられた「イタリア料理」』
☆トマト年表
16c初 中南米からヨーロッパへ
 ベラドンナに似ていたので毒だと思っていた
 植物園や貴族の庭、媚薬として薬局(黄金のリンゴ)

18c頃 ナポリ周辺の貧しい人々が食べ始める
 文献にレシピがあらわれはじめる
19c末 トマトソースのパスタ初登場
20c頭 皮むきホールトマト缶発売

 この頃、経済危機によるアメリカ移民⇒アメリカにトマトが広まる
 アメリカでトマトケチャップができる

世界大戦でアメリカ兵によって世界に広まる
 戦後日本でナポリタン

☆ピッツァ年表
B.C.1000年頃? 地中海・オリエントで平たく潰れたパン
 パン酵母の入った生地には悪霊が宿るという信仰
 ギリシャのピタパン、インドのナンなどに派生

古代ローマ テルモポリウム(テイクアウトの露店)
 油を塗って塩だけ 食材を乗せる場合もあった
 すぐに火が通って経済的⇒貧困層の主食に

17〜18c ナポリの露店でピッツァが始まる
 潰れたパンに質素な具を乗せたもの
 近代の大都市(ナポリ、パリ、ロンドン、江戸)の共通点
  ⇒ファストフード(フィッシュ&チップス、クレープ、蕎麦・寿司)
   人口の大半が労働者階級

 スパゲッティもファストフードだがピッツァは更にそれ以下
 夏はスイカ売りに転職 噴水の水を飲む

19〜20c ピッツァにもトマトが使われだす
1889年 国王ウンベルト1世と王妃マルゲリータのナポリ訪問

 イタリア移民にとって祖国のシンボル⇒アメリカで流行
 戦後、アメリカ兵士によって世界へ広まる
  ⇒北・中部イタリアにもアメリカ文化として流入

1970年代 北イタリア高度経済成長
 南部から北部への国内移民⇒ピッツァ店が全土に展開
 伝統的ピッツァと称すアメリカ風の創作ピッツァ

1980年代 ピッツァ専門店がイタリア全土に展開
 現在の大きなサイズに
 本格的ピッツァのシンボル「薪窯」が普及


☆パスタ年表
B.C.3000年頃? ヨーロッパで麦を粉に挽いて練ったやつ
古代ローマ ラガーニャ(ラザニアに似たもの?)
4c 文献にパスタのレシピがあらわれる

 きしめん状の生パスタに近い
12〜13c 南イタリア周辺で乾燥パスタが作られる
 硬質小麦⇒成形に労力がかかる
 軽くて持ち運びやすく保存がきく
  ⇒ジェノヴァの商人による輸出品・贅沢品

13〜14c 現在のものに近い生パスタ
 『デカメロン』にも登場
17〜18c 南イタリアの豊かな家庭に乾燥パスタが広まる
18〜19c ナポリでマッケローニが普及

 乾燥パスタがナポリの庶民にも 露店で手づかみ
19c 蒸気機関による粉挽き機の登場
 乾燥パスタの低価格化、海外への普及
 北・中部では生パスタが根強く、乾燥パスタは普及せず

1970年代 北イタリア高度経済成長
 経済発展で庶民が豊かになり、イタリア全土に乾燥パスタが普及
 イタリア各地の伝統的なパスタ料理が全土に広まる


☆オリーブオイル年表
ノアの箱舟
B.C.4000年頃? オリーブの栽培
B.C.1700年代 ハムラビ法典にオリーブオイルの記述

 食用でなく照明、香油、石鹸、宗教儀式などに使われた
B.C.1000年頃 ペリシテ人のオリーブオイル製油所
 フェニキア人の高速帆船で地中海全域に
 オリーブオイルの増産と共に徐々に食用に

B.C.8c〜B.C.5c マグナ・グラエキア⇒エトルリア人へ
 イタリア半島でもオリーブ栽培が始まる
古代ローマ オリーブオイルの生産技術が上がる
 オリーブに余裕ができ、あらゆる階級の人が食べる
 一番搾りのオイルは好まれなかった

5c 西ローマ帝国滅亡
 ゲルマン人⇒オリーブの食習慣はすたれ動物の脂質メイン
 南イタリアの方では照明用などとして存続
 イスラム圏のスペインでオリーブが伸びる(豚NG)

19c 食用油として復活
19〜20c 商品として販売・輸出
1970年代 地中海式ダイエットが話題に
1991年 エクストラ・ヴァージン・オイル EUで規定

 日本の基準値は緩い

☆コーヒー年表
16c ヴェネツィアにコーヒーが伝わる
18〜19c プランテーション栽培で消費の増大

 イタリアではブルジョア・インテリ層の飲み物
20c初 アメリカン・バールが広まる
1905年 ミラノのバールでエスプレッソができる

 注文に合わせて一杯ずつ素早く入れられる機械
 今よりもどろどろで泡はほとんどない

ファシズム時代 アメリカン・バールをバールと呼ぶように
戦後 バールが全土に普及

 庶民が安くて早いコーヒーを飲むようになる
1960年代 家庭でもコーヒーを飲むようになる
1970年代 イタリア観光ブーム

 外国人観光客向けにエスプレッソを薄めたアメリカン・コーヒーができる
 更に外国人観光客向けにミルクを入れたカプチーノができる
  ※イタリア人は日中ミルクを飲む習慣がない
  ⇒カプチーノがイタリア人の朝の定番になる


▼『東大生が身につけている教養としての世界史』
エンタシスの俗説
豚が法廷に立っていた
ステーキとハンバーグとユッケの起源
産業革命のきっかけは馬?
毒ガス開発のフリッツ・ハーバー、ノーベル賞受賞
マッカーサーの日本キリスト教国化

▼『深読み古事記』
日本神話の深読みエッセンス。
あくまでエッセンスなので深い話はまたの機会。
出雲大社の祭神はスサノヲだった
土偶=ミケツカミ説
隼人の末裔、島津家
麻>絹

▼『数の悪魔 算数・数学が楽しくなる12夜』
対象年齢「10歳からみんな」なのに、素数、場合の数、オイラーの公式、フィボナッチ数列などなど

▼『日本のまつろわぬ神々』
竹内文献の話

18/09/10

読書居酒屋 Part3ありがとうございました!

そろそろ年末に向けてリアルの方が繁忙期に入っていくので、読書ペースを上げていきたいところです。
というわけで次回の読書予定(変更の可能性あり)。
▼『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』
▼『24のキーワードでまるわかり!最速で身につく世界史』
▼『怖い絵 泣く女編』
▼『黙示録』
▼『日本人ときのこ』
▼『ハーバード日本史教室』
▼『日本がもっと好きになる神道と仏教の話』
▼『神様に秘められた日本史の謎』
▼『面白くて眠れなくなる数学』
▼『目に見える世界は幻想か? 物理学の思考法』


↓次回の「写真で日本制覇」告知です。
第27回写真で日本制覇は9月29日(土)に行う予定です。
時間はいつも通り21:00〜を予定。
※写真の投稿は9月23日で締め切ります。

18/09/12

私の過去全ての動画・配信の中で、お気に入りの部分や振り返って欲しいところなどあれば、明日の配信で振り返ろうと思います。動画名と再生開始時間を好きなだけ書いてメールかDMまで
ashizuri_musume@yahoo.co.jp


◆コメント返信(名前が未記入の方は「名無しさん」になります)
>>koukie さん
あしずりさんには是非ファイアーウーマン纏組というPSで出てるゲームを実況して欲しいです!ギャルゲーっぽいですが、その実は・・・

ギャルゲーはあまりやってこなかったんですが、タイトルは非常に気になりますね…
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